体臭にはどんな種類があるのか

体臭と言えど、いろいろなものがあります。ひと言で体臭と言っても、臭っている身体の部分がそれぞれ異なります。ですので、まずはそれぞれ体臭の原因となる部分と、その臭いの原因を突き止める必要があります。

加齢臭

まずひとつめに、加齢臭です。加齢臭は、その名の通りに年齢を重ねることで出てきてしまう体臭です。特に、男性の方が出てきますね。では、この加齢臭は何が原因で、どこから臭いが発生しているのでしょうか。
加齢臭の発生している部分は、頭、胸元、ワキ、耳の後ろや首の周り、背中などです。加齢臭の臭いは、いろいろな表現があります。蝋のような臭いや、古本のような臭い、またおじいちゃんやおばあちゃんの臭いなど、いろいろな臭いがあるようです。要するに、不快な臭いの体臭であれば、それは加齢臭であるといえるのでしょう。
では、この加齢臭はどうして臭うのでしょうか。それは、やはり毛穴に存在する皮脂腺などから分泌される皮脂などが酸化したり、皮膚表面に存在する雑菌が皮脂を発酵させることで発生する物質が原因だと言われています。この加齢臭は、水だけではなかなか洗い流すことができません。しっかり毛穴の汚れを取るように、洗浄剤を使用して洗うことが必須であるようです。また、タバコや飲酒が多かったりすると、その臭いを増強させる原因ともなります。しっかり入浴をすることや、食生活を見直すことが加齢臭の予防と対策になるようです。

口臭

体臭の中でも、なかなか日頃から注意しておきたいのは口臭です。口臭は誰でもいつでも起こる可能性が高いです。口臭の原因には、いろいろな原因が考えられますが、まず比較的高い確率で起こるのは、やはり食事が影響している場合が多いですね。ニンニクなどの臭いの強い食事を食べた翌日には、口臭の危険性があります。また、アルコールをたくさん飲んだ翌日も、口臭が強くなってしまいがちです。肝臓でアルコールを分解しきれないと、やはり口臭がします。

 

また、胃腸が悪い場合も口臭がします。食事が影響して起こる口臭は、その翌日くらいには治まることが多いですが、口臭が比較的続く場合には胃腸の調子を疑いましょう。

 

また、喫煙をしている人も、口臭問題はつきまといます。やはりヘビースモーカーの人は、そのときに吸っていなくても、タバコの臭いって、口に残りやすいんですよね。タバコを吸っている人は、吸ってない人からすると、口臭ですぐに分かってしまいます。

 

また、歯や歯茎が悪い場合も口臭がします。虫歯を放置していたり、昔治した銀歯が腐食していたり、また歯茎が化膿したりしていると、それが口臭の原因となっている場合があります。歯の問題は、口臭もそうですが健康に食事をするためにも、大事なものです。オーラルケアはきちんとしたいものですね。

 

口臭は、相手と会話をしたときなどに気になるものです。その会話を不快な物にしてしまいますから、エチケットとして常日頃から気を付けていたいものです。

頭皮の臭い

体臭はいろいろな部分から発せられます。基本的に、身体の皮脂の分泌が多い部分は注意が必要です。皮脂の分泌が多くなる部分として、頭皮もあげることができます。ですので、頭皮もまた体臭の原因となりやすい部分です。

 

皮脂は、毛穴にある皮脂腺から分泌されます。ですので、髪の毛穴からも皮脂は分泌されています。頭皮の皮脂の分泌には個人差がありますので、少ない人は頭皮の臭いはあまり気にならないかもしれませんが、あまりにも皮脂分泌が少ないと、今度はフケなどの原因にもなりやすいです。

 

少し話がそれましたが、頭皮は皮脂の分泌も多く、汗もかきやすいですね。そこに髪がびっしり生えているので、皮脂や汗が出ても処理しづらく、また蒸れやすい環境になってしまいます。そうすると、結果として雑菌が繁殖したりして頭皮が臭うようになってしまいます。また、皮脂は酸化するので酸化臭も原因となります。

 

確かに体臭も問題ですが、頭皮の場合は髪にも影響が出やすいです。頭皮が臭っているということは、頭皮の環境としては決していい状態ではありません。そのままの状態が続いてしまうと、結果として健康な髪が育たなくなってしまう可能性があります。要するに、脱毛や薄毛の問題ですね。たしかに、ハゲている男性って、頭皮が皮脂でツルツルしているようなイメージです。頭皮の臭いが気になり出したら、薄毛への黄色信号だと思って、将来のためにもきちんとケアするようにしましょう。

足の臭い

体臭の中でも、堪え難い臭いのひとつとして、足の臭いがあります。そもそも、足の臭いは誰もがよい臭いであるイメージは少ないですよね。ですが、足の臭いって、強烈な人が強烈です。そんな人が自分のデスクの近くにいると、非常に辛いですよね。では、そもそも足の臭いの原因ってなんなのでしょうか。

 

明日の臭いの原因も、その他の体臭と同様に雑菌です。足には汗腺が少ないですが、それでも微量に汗をかきます。通気性の悪い靴を履くと、足が蒸れることがありますよね。このように、流れ落ちるほどではありませんが、足の裏にも汗をかくのです。そこに雑菌が繁殖すると、悪臭を発するようになります。では、足が臭い人とそうでない人の違いは何なのでしょうか。まず、足が臭くなる人は他の人に比べて足に汗をかきやすいです。精神的な発汗で、手のひらや足の裏に汗をかきやすい人は要注意です。そして、靴も問題です。通気性の悪い靴ですと、靴の中で蒸れて雑菌が繁殖しやすい環境が出来上がってしまいます。

 

このように、身体の部分の中でも特に蒸れやすく雑菌が繁殖しやすい部分の足。臭いに対する対策は、どのようなことをしたらよいのでしょうか。まずは、蒸れにくい靴を選んだり、靴を履くときには必ず靴下を履くこと。女性の場合、パンプスで靴下がはけないようであれば最低でもストッキングを使用するようにしましょう。

 

そして、足専用のデオドラントなどを使用するのもおすすめです。足の雑菌の繁殖を抑える効果があるので、臭いの元から改善することができます。それから、お風呂ではしっかり指の間までも洗うように心がけましょう。

汗の臭い

体臭の臭いは、そもそもの原因は汗や皮脂などの身体から分泌されるものです。それらのケアがしっかりできていなかったりすると、臭いの原因になります。そもそも、汗や皮脂は、分泌されたからと言って必ずしも臭いの原因になるものではありません。その処理が悪いと、臭いの原因になってしまうのです。

 

汗は、毛穴に存在する汗腺から分泌されます。汗腺には2種類あり、ほぼ水分しか分泌しないエクリン腺と、たんぱく質や脂質も一緒に分泌するアポクリン腺があります。そして、お肌には常在菌が存在します。その汗がお肌に分泌され、きちんと処理されないまま蒸れるような状態が続くと、そこで雑菌が繁殖しだします。雑菌のエサは、汗に含まれるたんぱく質や脂質などです。これらを食べたときに、臭いの原因となるものが発生されます。それが、体臭の原因となってしまうのです。

 

とはいえ、汗は全身からかきます。そのかいた汗を衣服が吸ってくれます。よって、肌はいつまでも汗が存在するような環境にはなりませんが、その汗をすった衣服も次に問題になってきます。湿った状態の衣服をいつまでも着ていると、今度はその衣服で雑菌が繁殖し出します。そうすると、衣服から臭いが発生してしまうことになります。

 

また、汗の処理もそうですが、そもそも臭わない汗を心がけることも重要です。臭わない汗とは、食生活を気をつけるということです。質の悪い脂質ばかり摂取していると、汗にも脂質の分泌が多くなります。ですので、あまり脂質過多になりすぎないようなバランスの良い食事を心がけることも、重要な体臭対策になると言えるでしょう。

ワキガ

体臭の中もでも、特に厄介なものといえば、やはりワキガなのではないでしょうか。ワキガの体臭はとても独特です。臭いもかなりキツいので、ワキガの人の近くにいなくても、臭いが分かってしまうくらいの強烈さがあります。ワキガはその名の通り、ワキから発せられる悪臭です。

 

ワキには脇毛が生えています。割としっかりした毛穴が存在しているわけですが、その毛穴には脇毛の他に汗腺と皮脂腺が存在しています。汗腺には水分だけ分泌するエクリン腺と、皮脂やたんぱく質も一緒に分泌するアポクリン腺がありました。ワキの場合は、アポクリン腺が多く存在しています。このアポクリン腺がワキガの臭いの原因となります。

 

ですが、皆どの人にもワキにはアポクリン腺が存在しています。にもかかわらず、臭う人と臭わない人がいるのはどうしてかというと、存在するアポクリン腺が発達し過ぎていたり、量が多かったりすることによります。結果、それが雑菌と合わさって臭いの原因となってしまうのです。また、ワキは脇毛が生えていたり、構造的にも蒸れやすい部分です。余計に雑菌が好む環境になってしまいますいのですね。

 

その他の体臭の場合、ある程度自分でケアをすれば改善することもありますが、ワキガの場合はほぼ難しいと言ってもよいでしょう。強烈な臭いのために、やはり人間関係など日常生活に支障が出てくることもあります。自分がワキガの可能性がある場合には、周りの人のエチケットのためにも、真剣に対策を考えるべきでしょう。